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中国でテスラ約297万台をリコール。緊急ドア開放の識別性を改善

中国の市場監督当局は、車内の緊急機械式ドアハンドルが内装と見分けにくく、重大事故時の脱出や救助を妨げるおそれがあるとして、Model 3・Model Y・Model S・Model Xの計297万5,910台を対象とするリコールを公表しました。警告ラベルの追加と、事故後に窓を下げるOTA更新で対策します。中国向け措置で、日本の対象車を示す発表ではありません。

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ざっくり言うと

中国でModel 3・Y・S・Xの計297万5,910台が、緊急時のドア開放を分かりやすくするリコールの対象になりました。

  • 何が問題?車内の緊急機械式ドアハンドルが内装と同系色で、重大事故や低電圧電源喪失時に見つけにくく操作しにくいと判断されました。
  • 対象は何台?中国製Model 3・Model Yと輸入Model 3・Model S・Model Xを合わせて297万5,910台です。
  • どう直す?警告ラベルを無料で追加し、OTAで事故後の窓開放制御を加えます。中国では2026年9月25日から開始予定です。
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今回のニュース

中国でModel 3・Y・S・Xの計297万5,910台が、緊急時のドア開放を分かりやすくするリコールの対象になりました。

中国の国家市場監督管理総局は2026年8月21日、Tesla上海とTesla北京が2件の届出番号で計297万5,910台をリコールすると公表しました。S2026M0098Vは、2019年3月4日〜2026年4月29日生産の中国製Model 3が97万3,156台、2020年11月16日〜2026年4月30日生産の中国製Model Yが195万6,713台です。S2026M0099Vは、2018年8月22日〜2019年11月20日生産の輸入Model 3が3万5,590台、2022年10月27日〜2026年2月13日生産の輸入Model Xが8,328台、2023年1月18日〜2026年2月10日生産の輸入Model Sが2,123台です。

背景と仕組み

テスラ車は通常、電動式のドア開放スイッチを使いますが、低電圧電源が失われた場合に備えて機械式の緊急開放機構も備えます。中国当局は、この緊急ハンドルが内装色に近く、表示や操作方法が分かりにくい点を安全上の問題としました。事故時は乗員の脱出だけでなく、車外からの救助のしやすさも重要になります。

日本で考えると

今回の届出は中国で販売・登録された対象車向けで、日本仕様車が同じリコールの対象だと示すものではありません。ただし、Model 3・Model Yなど共通車種を所有する人は、普段から自車の機械式ドア開放位置を取扱説明書で確認し、同乗者にも伝えておくと安全です。日本で追加措置が必要な場合は、Teslaアプリや国土交通省のリコール情報で案内されます。

記事を読むポイント

  1. 対象台数中国製Model 3が973,156台、Model Yが1,956,713台、輸入Model 3が35,590台、Model Xが8,328台、Model Sが2,123台
  2. 開始日中国当局の公表では2026年9月25日から
  3. 改善措置警告ラベルの追加と、事故後に窓を下げる制御をOTAで追加

注意点

約297万台という台数は中国での対象合計で、日本の車両を含みません。また、すでに警告ラベルを装備する一部車両は再貼付が不要です。対象かどうかは車種名だけで判断せず、中国ではTeslaからのアプリ、SMS、メール通知や車台番号による確認が必要です。

まとめ

今回のリコールは、電動ドアが使えない極端な状況で、乗員が機械式の開放手段をすぐ認識できるかを重視した措置です。中国ではラベルとソフトウェアを組み合わせて改善します。日本の所有者は現時点で中国の対象台数に含まれるとは判断せず、国内の正式案内を確認しながら、緊急開放方法をあらかじめ把握しておくことが実用的です。

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