欧州Model 3 RWD、タイヤ変更でWLTP航続距離572kmに
Teslaは欧州の左ハンドル市場で、Model 3 RWDのWLTP航続距離を534kmから572kmへ引き上げました。バッテリー容量の変更ではなく、新しい18インチホイールと低転がり抵抗タイヤによる改善で、英国など右ハンドル市場と日本への適用は確認されていません。

欧州のModel 3 RWDは、新しい18インチホイールとタイヤにより、同じバッテリーのままWLTP航続距離が38km伸びました。
- どれくらい伸びた?欧州のWLTP値は534kmから572kmへ38km、約7.1%伸びました。
- 何が変わった?18インチPhotonホイールからPrismataホイールと新しい低転がり抵抗タイヤへ変更され、バッテリー容量は据え置きです。
- 日本車も対象?Tesla Europeは欧州の左ハンドル市場向けと説明しており、日本を含む右ハンドル市場への適用は確認されていません。
今回のニュース
欧州のModel 3 RWDは、新しい18インチホイールとタイヤにより、同じバッテリーのままWLTP航続距離が38km伸びました。
Tesla Europeは2026年8月28日、欧州のModel 3 RWDについて、WLTP航続距離が従来の534kmから572kmへ伸びたと公式Xで案内しました。適用範囲は欧州の左ハンドル市場で、増加幅は38km、率にすると約7.1%です。Teslaは改善理由を新しいタイヤと説明しています。
背景と仕組み
対象車では標準の18インチ構成がPhotonホイールからPrismataホイールへ切り替わり、空力と転がり抵抗を抑えるタイヤが組み合わされました。EVは走行抵抗の小さな差が電費へ直結するため、バッテリーを大型化しなくても認証航続距離を伸ばせます。ただしWLTPは統一試験値であり、気温、速度、路面、空調、タイヤ空気圧などにより実走行距離は変わります。
日本で考えると
日本のModel 3は右ハンドル仕様で、今回の公式案内が対象とする欧州左ハンドル市場には含まれません。日本仕様で同じホイールとタイヤが採用されるか、国土交通省審査値や販売価格が変わるかは未発表です。購入検討時はTesla Japanのコンフィギュレーターに表示される航続距離、標準ホイール、納車時のタイヤ仕様を確認する必要があります。
記事を読むポイント
- 公式確認できた数値Model 3 RWDのWLTP航続距離は534kmから572kmへ増加
- 変更点新しい18インチPrismataホイールと低転がり抵抗タイヤ。バッテリー容量の変更は報告されていません
- 対象地域欧州の左ハンドル市場。英国、アイルランド、日本など右ハンドル市場への適用は未確認
注意点
572kmは欧州WLTPの認証値で、実走行距離を保証する数字ではありません。また、タイヤ銘柄や仕様は地域、製造時期、在庫により変わる可能性があります。欧州左ハンドル車の変更を日本仕様へそのまま当てはめず、国内の注文画面と納車車両で確認してください。
まとめ
Teslaは欧州のModel 3 RWDで、ホイールとタイヤの効率改善だけでWLTP航続距離を38km伸ばしました。バッテリー大型化を伴わないため、車重や充電時間を増やさず日常の移動余裕を広げる改良です。一方、日本仕様への採用は未発表であり、国内ではTesla Japanの正式な仕様更新を待つ必要があります。
